ヤクルト・ドラ2松本健 古田氏とブルペン競演熱望 球団OB&社会人時代の大先輩に貪欲アピール
ヤクルトのドラフト2位・松本健吾投手(24)=トヨタ自動車=が20日、春季キャンプでの古田敦也臨時コーチ(58)に熱烈ラブコールを送った。新人選手で唯一の1軍キャンプスタートが決定。社会人時代の大先輩に恐縮しつつも、バッテリー結成を望んだ。
テーマは貪欲さだ。「気後れだけはしないように」ともらったアピール機会を無駄にはしたくない。だからこそトヨタ自動車の先輩・古田氏へ「チャンスがあればお願いしたいと思います」とブルペンでの“競演”を熱望。尻込みしそうな弱気な自分自身を必死に鼓舞し、言葉にした。
成長した姿で7年後の再会を果たす。17年夏。東海大菅生高のエースとして創部初の4強という快進撃を見せた際、キャスターの古田氏から取材を受けた。フォークやスプリットなど球種の話をした記憶は脳裏に焼き付いており「あいさつしたい」と心待ちにした。
「グラウンドでは年齢や新人というのは全く関係ない」。貪欲の春を走りきり、開幕には大輪の花を咲かせたい。