“才木2世”須磨翔風・槙野 センバツ吉報待つ 今秋ドラフト候補 阪神もすでに視察
“才木2世”が吉報を待つ。今秋ドラフト候補で最速143キロ右腕の須磨翔風・槙野遥斗投手(2年)が20日、同校グラウンドで練習を行った。
昨秋はエースとしてチームを近畿大会8強にけん引。公式戦全10試合を一人で投げ抜き、防御率0・99と躍動した。今春のセンバツ出場は当落線上。26日の出場校発表を前に「選ばれたらすごくうれしい」と同校初となる聖地への切符を静かに待ち望んだ。
同校OBである阪神・才木と同様、高卒プロ入りが目標。今オフだけで既に阪神を含む7球団のスカウトが視察に訪れた。現在は最速150キロの大台到達を目指し、食トレなどで肉体改造中。「才木さんのようになりたいです」と憧れの先輩の背中を追い、夢をつかみ取る。
◆槙野 遥斗(まきの・はると)2006年8月4日生まれ。17歳。神戸市出身。182センチ、82キロ。右投げ右打ち。投手。小学1年時に丸山ひばり少年団で野球を始め、雲雀丘中では神戸球友ボーイズに所属。須磨翔風では1年夏から背番号20でベンチ入りし、2年春から背番号1。持ち球はカーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリット。