ロッテ 田村&佐藤都で合同自主トレ コテージで共同生活も 田村は「ライバルに変わりない」佐藤都は「追いつき、追い越せです」
ロッテ・田村龍弘捕手(29)と佐藤都志也捕手(25)が21日、9日から千葉県鴨川市内で行っている自主トレを公開した。17日から途中参加の中村稔弥投手(27)を含む3人での共同生活をしながら、正捕手の座を争い切磋琢磨(せっさたくま)している。
2人での合同自主トレは今年から始めた。この日はあいにくの雨模様で室内練習となったが、普段はグラウンドでランニング、トレーニング、打撃練習、守備練習、ウエートトレーニングなど、技術練習を中心に日々汗を流す。
自主トレ期間は、コテージを借りてシェアハウス。田村は「自分の時間が増える。あとはお酒。きつい練習をしてもお酒を飲んでゼロにするのが嫌なので、休み前以外は酒禁止。自炊もして、規則正しい生活ができる」と意図を説明。自炊の面では、田村がカレーを作ったり佐藤都がハンバーグを作ったりと、工夫を凝らしている。
同じポジションを守る先輩、後輩だ。田村は「ライバルに変わりない。意見交換をしながら、最終的には1人しか試合に出られないけど助け合ってやっていけたら」。佐藤都は「追いつき、追い越せです。まずは田村さんに認めてもらわないと。まずは僕が思う師匠だと思っている人を抜いてやって行くのが恩返しでもある」。互いに高め合い、日本一を目指す。