15キロ減量成功の巨人・ウレーニャ「チャンスを掴む」 育成で唯一の1軍Cスタート、阿部監督も期待大
巨人のエスタミー・ウレーニャ内野手(24)が21日、減量ボディーで支配下昇格を誓った。2月1日から始まる春季キャンプでは、育成選手で唯一の1軍スタート。「そのために準備してきた。あとはチャンスをつかんで結果を残すだけ」と気を引き締める。
ウレーニャは元々、阿部慎之助監督(44)が、ドミニカ共和国のトライアウトで発掘。3年間の在籍後、昨季は楽天でプレーした。最大で110キロあった体重は、巨人再入団時に100キロ。オフには、同監督の「体を絞ってこい」という指令に、「ジムで頑張ってきた」と5キロ減量して来日した。
すでに15キロの減量だが「あと3、4キロは落としたい。練習ですぐに落ちると思う」と、さらに絞った体でキャンプインを迎える覚悟だ。「自分でもチャンスを広げたいと思い、内野でも外野でも守れるように準備してきました」と、幅広い起用にも対応していく考えで「とにかく1軍で活躍できるように頑張りたい。まずは支配下に昇格することだけ」と意気込む。シャープになった“秘蔵っ子”が、新生・阿部巨人のジョーカーになりそうだ。