ロッテ・中村稔が自主トレ公開「1年間1軍で活躍する」練習後には小学生に野球指導も
ロッテの中村稔弥投手(27)が21日、田村龍弘捕手(29)、佐藤都志也捕手(25)と千葉県鴨川市内で行っている自主トレを公開。「1年間1軍で活躍するっていうのを目標に頑張りたい」と今季の抱負を語った。
昨季は17試合に登板して3勝1敗、防御率2・31。キャリアハイとしたが、「去年、1年間通して投げられなかった」と悔しさも残った。
今年はさらなる飛躍の年とするため、目指すは直球の平均球速アップだ。田村、佐藤都ら捕手との自主トレでは「とにかく走ってっていう感じ。その中でキャッチャーに受けてもらえるのでアドバイスをもらいながらやっていきたい」。昨季、直球の平均球速は140キロ前半だったが、140キロ中盤~後半を目指す。
1月に入ってからブルペンにも入り、可動域を広げるための肩甲骨周りの柔軟や、体幹トレーニングにも取り組んでいるといい「体のキレとかがちゃんと出ているとピッチングでは感じている」と効果を実感。「1軍にとにかくいれば多く投げられる。今年は去年よりも多く投げたい」と意気込んだ。
練習後には、田村、佐藤都と約80人の少年野球やソフトボールをしている小学生を対象に野球教室を開催。キャッチボールや守備練習を指導した。