巨人・梶谷“キャリハイボディー”で再起誓う 状態に手応え「例年に比べたらいい」
巨人の梶谷隆幸外野手(35)が21日、完全体で再起を強く誓った。連日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを続けるプロ18年目。移籍後は腰、左膝と2度の手術で苦しんだが「例年に比べたら、やっぱりいいですよ」と状態に手応えが見える。
「結果を残さないといけない立場。とにかく結果を求めて、勝つこと」。2軍キャンプスタートにも、視界はスッキリと明るい。リハビリが主だった近年のオフシーズン。じっくり練習に打ち込めるのは、打率・323と活躍した20年以来だ。
実績、経験も十分なベテラン。体さえ万全なら、白紙の外野3枠を巡る戦いも競っていける存在だ。「昨年、一昨年よりも入り口はいい。2月に思い切ってやれる部分も増える」と梶谷。ケガに泣いたFA戦士が、完全復活で定位置争いに参戦する。