ロッテ・種市が小島、佐々木朗との開幕投手争いへ意欲「自覚を持ってやっていきたい」
ロッテの種市篤暉投手(25)が22日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開し、開幕投手争いに意欲を見せた。
昨季は23試合に登板し、自己最多の10勝(7敗)を挙げ、防御率は3・42。自己最多の136回2/3を投げたが、規定投球回には届かず「去年、ギリギリ規定に届かなかった。規定を目指すんじゃなく160回、170回、180回を投げられる体力、技術をつけたい」と話した。
目標を達成するため、技を磨く。フォークの握りを「(昨季)終盤、落ちづらくなってきていた」と深めに握るように。また、1月前半に参加した「鴻江スポーツアカデミー」での合同自主トレでは、「(一緒に参加した西武の)隅田選手のチェンジアップも面白そうでしたし、(ヤクルトの)木沢選手のカッターとかも教えてもらった」と、石垣島での春季キャンプから試し始める考えだ。
昨年12月には、吉井監督が開幕投手の候補として、種市、小島、佐々木朗を上げた。それを受け右腕は「開幕投手は1年間、軸として投げてほしい投手がやるものだと思っている。候補に入っているということは1年間投げてほしいということだと思うので、自覚を持って、やる、やらないに限らず、やっていきたい」と意気込んだ。