日本ハム・ドラ1細野、卒論発表終了し「野球に集中できる」テーマは『大学野球投手の投球動作における運動学的特徴』「文章にするのが難しくて」
日本ハムドラフト1位の細野晴希投手(21)=東洋大=が23日、鎌ケ谷スタジアムで行われている新人合同自主トレに再合流した。前日22日は卒業論文の発表のため欠席。「発表は終わりました。今度最終的な論文を提出して終わりです。野球に集中できます」とほっとした表情を見せた。
卒論のテーマは「大学野球投手の投球動作における運動学的特徴」。150キロを投げる左右の投手の投球時における、各部位のエネルギー量や効率のデータをもとに考察を進めていくもの。自らモーションキャプチャーをつけるなどして取得したデータも使用した。
大仕事を終えて、「頭では理解してるんですけど、それを文章にするのがすごい難しくて。このデータからはこういうことが分かるから150キロぐらい投げれているみたいな、そういう考察を書くのがすごい大変でした」と振り返る。
ちなみに卒論の結論、150キロを投げるためには「ちゃんと全身満遍なくやらないとダメだなっていう結果になりました」と近道はないということに。今後に向けて、「力を抜いても普通に150前半とか中盤が投げれるような状態に持っていくのが理想というか目標なので。全身ちゃんとトレーニングしてそういう体を作っていくのが大事かな」とまとめていた。