自費キャンプ経験者の元プロ野球選手が契約未更改のロッテ・佐々木朗希にエール「俺のせいでイメージ良くない」「愛される選手でいてほしい」
2008年の北京五輪で2度の落球劇を繰り広げ、一躍有名になった元西武のG.G.佐藤氏が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、契約未更改で自費キャンプ突入の可能性があるロッテ・佐々木朗希投手にエールを送った。
佐藤氏は2007年オフの契約更改交渉で9度保留し、2008年の春季キャンプに自費参加。北京五輪翌年の2009年キャンプも2年連続で自費キャンプ参加となった経験を持つ。
佐藤氏は「佐々木朗希投手はみんなから愛される選手でいてほしい 俺のせいで自費キャンプのイメージも良くない 銭闘していた当時は自分が正しいと思っていた 今はそこまで固執しなくても良かったなと あの時は自分の正義を曲げることができなかった」と回顧しつつ、「朗希君にはよく曲がる変化球のように柔軟な考え方をしてほしい」とつづった。
佐々木朗希投手に関しては、昨年12月にポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を希望していると報じられた。ロッテの高坂球団社長は21日に「私からは個々の選手の件は差し控えさせていただきます」と話し、交渉の進捗状況について明言を避けており、金銭面で契約更改交渉が難航しているかどうかも明らかになっていない。