巨人・大勢「胸が熱くなった」 杉内コーチの抑え起用方針に感謝 はやブルペンで15球「今年が勝負の年」
巨人の大勢投手(24)が24日、今年初めて川崎市のジャイアンツ球場に姿を見せ、ブルペンで捕手を座らせて15球を投げた。
「今年が勝負の年だと思っている。昨年の分もしっかりやり返せるように頑張りたい」と誓う右腕。昨季は、6月下旬に右上肢のコンディション不良で戦線離脱し、1軍復帰は同年9月中旬までずれ込んだ。その後も本調子を取り戻せずシーズンを終え、秋は故障班に入って調整していた。
この日はフォークやスライダーも交えるなど、復調に向けて順調な調整をうかがわせる内容。1軍キャンプスタートも決まり、再び抑えのポジションを奪い返す覚悟を示す。今月19日に行われたスタッフ会議では、杉内投手コーチが「大勢がいるのといないのでは、チームがだいぶ変わってきますからね。僕は抑えでやっていきたいと思っている」など、期待と信頼の言葉を語っていた。
報道を目にした大勢は「杉内さんが僕をクローザーで考えてくれているという記事を見ました。僕も胸が熱くなったというか…九回を任せたいと言ってくれているので、僕はそれにしっかり応えたいという気持ちです」と、恩返しの活躍を強く誓った。