ヤクルト・青木 故郷“宮崎パワー”で飛躍だ 「さざれ石」でも有名な大御神社で「大吉」 万全自主トレ「パワーもらった」

 ヤクルトの青木宣親外野手(42)が24日、故郷のパワーを最大限に生かす飛躍を誓った。宮崎県日向市内で行っていた合同自主トレを打ち上げ、この日は都内の神宮球場で継続してトレーニング。「順調に来ている。いつも通りやれました」。球春を目前に控え、充実感が言葉に込められた。

 大きな力となった。自主トレを行っていた球場から車で約5分の場所にある大御神社へ、村上らとともに初詣で訪問。日向のお伊勢さまと呼ばれているパワースポットは、君が代の歌詞にも出てくる「さざれ石」でも有名で、青木はそこで「大吉」のおみくじを引いた。

 また敷地内には重なった岩に光が差し込み、天に昇っていく竜の姿に見える場所もある。辰(たつ)年に目指す昇り竜のような活躍。青木は「パワーをもらいました」と笑いつつ、かなえたい目標へは自身の力でたどり着きたい考えを示した。

 「神頼みは最後の手段」と、今オフはレギュラー奪還を誓ってランニング面を強化している。「頼りにされるような存在でありたい」。精神的な支柱に加え、プレーでも魅せたい一年へ。2月1日から始まる浦添キャンプへ準備を進めている。

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