吉田輝星が自主トレ公開 日本ハムからトレードでオリックスへ パワーアップ実感「去年より全然いいボールが投げられている」
日本ハムからトレードでオリックスに加入した吉田輝星投手(23)が25日、舞洲の球団施設で自主トレを公開した。キャッチボールやランニングなどで調整。その後、報道陣の取材に応対した。
年明けからは阪神・森木とともに鹿児島県鹿屋市で合同自主トレをしていた吉田。「もう一回、しっかり基礎トレーニングに見つめ直して、ラプソード(データ機器)とかいろんな機械とかで投げる時はずっと測ってやっていたんですけど、そういう数字も去年に比べて良かった」と手応えを明かした。
実際、練習時の投球練習ではこれまで球速の平均が136~138キロだったそうだが、「それが148くらい出て、平均が144~146くらいだった」と出力のパワーアップを実感。「試合の方が球速が上がると思う。そういう意味では去年より全然いいボールが投げられているかなと思う」と自信を見せた。
今月12日に23歳の誕生日を迎えたばかり。今季の意気込みを問われると「オリックスは3連覇中なので、4連覇に貢献できるように頑張りたい。自分の与えられた役割を全うしたい」と力強く決意した。