センバツ出場32校 26日発表 近江「野球部でリベンジ」全国準Vのサッカー部に刺激

 第96回選抜高校野球大会(3月18日~13日間・甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会が26日、大阪市内で開催される。昨秋近畿大会で8強入りし、センバツ出場が当落線上の近江は25日、大雪に見舞われた中、滋賀県彦根市内の同校施設内で約1時間の練習を行った。

 24日は県内に大雪警報が発令されて休校。この日は授業が再開され、放課後に部員は一般生徒が使用する道の雪かきに尽力した後、体を動かした。積雪が多い地域に住む生徒もおり、通学の可否は不安定な状況。電話取材に応じた多賀章仁監督(64)は「これだけ雪が降るのはなかなかない。全員がそろって(出場校発表を)迎えたい」と切に願った。

 今年の第102回全国高校サッカー選手権ではサッカー部が同校初となる準優勝。野球部は準決勝、決勝を現地で応援し、その勇姿を目に焼き付けた。「センバツに出られることになったら野球部でリベンジするぞと。国立競技場という本当にすごい舞台で躍動している姿に刺激をもらった」と指揮官。白銀のグラウンドで聖地への切符を待つ。

 ◆センバツ出場校選考概要 第96回大会の出場校は例年通りの32校。一般選考では北海道1、東北3、関東・東京6、北信越3、東海3、近畿6、中国と四国はともに2、九州4。21世紀枠は、昨年までと比べて1校減った2校を選出する。昨年の明治神宮大会は星稜が優勝し、北信越地区に1枠が与えられる。

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