「どうやって投げてる!?」巨人ドラ1・西舘の高速クイック投球に捕手も感嘆「うなり系の真っすぐ」
巨人の新人合同自主トレは26日、川崎市のジャイアンツ球場で最終日を迎えた。ドラフト1位・西舘勇陽投手(21)=中大=は、初めて現役捕手を相手に本格的な投球練習を行った。
同学年で、プロ5年目の山瀬慎之助捕手(22)を相手に、カーブ、ツーシーム、フォークなど変化球も交えて29球。クイックから最速155キロを誇る右腕の投球に、山瀬も「あのクイックで、あんな球投げる人はいないですね」と驚きの表情。「どうやって投げてるんだろ?くらいの感じで、すごいなと思います」と続けた。
球質に関しても「伸びのあるホップ系の真っ直ぐ」と証言。「大体、ピッチャーはクイックになると(球速が)落ちちゃうので、クイックであの球の強さはすごいと思います」と絶賛した。
山瀬相手の投球に、西舘も「自分たちの代の甲子園で注目だった選手。受けてもらったのは。すごくうれしかったです」と喜びを語った。先発ローテの一角として、即戦力で期待される黄金ルーキー。ベールを脱いだ高速クイック投球は、他球団の大きな脅威になりそうだ。