佐々木朗希 将来的なメジャー挑戦へ 足りないものは「全部です」「もっとうまくなりたい」【一問一答】
ロッテの佐々木朗希投手(22)が27日、千葉市内で記者会見を行った。12球団で唯一、契約未更改が続いていたが、26日に球団が合意に達したと発表。この日、現状維持の8000万円で契約が更改された。(金額は推定)。佐々木朗の一問一答は以下。
「(自ら)まずはなかなか公の場でコメントを出すことができなかった。ファンの皆さまに報道等で誤解など、ご心配をおかけしてしまった。それをまずはファンの皆さまに伝えたい」
-サインはしたのか。
「はい」
-メジャー挑戦について。
「メジャーリーグに関しては、入団当初からコミュニケーションをとって話してきました」
-交渉が長引いたが、ポスティングの話は。
「交渉自体は代理人の弁護士先生を通してやらせてもらった。いろいろなことを時間をかけてお話しさせていただいて、こうしてお互い納得する形で契約できた」
-オフにもメジャーへ?
「将来的にメジャーリーグでプレーしたいという思いはあるけど、まずは目の前のシーズンをプレーすることが大切だと思う」
-このオフは。
「練習して、です」
-今季について。
「去年はケガとかもあった。個人もそうですし、チームを勝ちに導けるように、自分ができることをやりたい」
-石垣島キャンプでのブルペンは初日から?
「そこは、他の選手の兼ね合いもある。僕だけの意思では決められないと思う」
-去年はこの時期にブルペンに入っていたが、今年は。
「はい、傾斜で投げてます」
-具体的な数字の目標は。
「チームはもちろん優勝。力になれるように」
-勝利数は。
「たくさん試合数を投げて、具体的な数字は難しいけど、キャリアハイは目指さないといけないかな」
-メジャー経験者からの言葉を聞くなどして、気持ちはさらに強くなったのか。
「(WBC)日本代表の選手とプレーして、いろいろ刺激や、野球をもっとうまくなりたいという気持ちにはなった」
-大谷翔平投手やダルビッシュ有投手からの刺激は。
「僕からしたらみんな素晴らしい選手なので、全員からたくさん刺激を受けてます」
-交渉は長引いたが、メジャーの要望は、どこまで話したのか。
「4年目が終わったばかりですけど、僕なりに思ったことは伝えさせていただきましたし、その中で僕の気持ちも理解して(もらい)、お互い納得というか、理解した中で契約はできたのかな」
-いつ挑戦したいのか。
「まずは今シーズン、マリーンズでプレーすること。目の前のシーズンを大事にしたい」
-将来的なポスティングシステムは。
「入団当初から僕の目標や気持ちは球団とお話ししていた。もちろん毎年コミュニケーションはとってやってますし、その中で球団の方にも理解をしていただいてると思っているので、そういう認識」
-MLBの「25歳ルール」より早く行きたいのか。
「球団との兼ね合いもあるので、これまでコミュニケーションをとってやってきた。少しでも近づけるように」
-WBCをともに戦った山本由伸はドジャースへ。自分に足りないものは何か。
「全部です」
-ファンにはどんな姿を見せたいのか。
「マリーンズでいい投球を見せられるように。去年あまり投げられなかったので、勝ち試合を見てもらえるように」