ロッテの佐々木朗希投手（２２）が２７日、千葉市内で契約を更改。現状維持の８０００万円で合意した。１２球団で唯一、契約未更改が続いていたが、２６日に球団が合意に達したと発表していた。（金額は推定）

　会見で佐々木朗は「なかなか公の場でコメントを出すことができなかった。ファンの皆さまに報道などで誤解など、ご心配をおかけしてしまった。それをまずはファンの皆さまに伝えたい」と話した。また「将来的にメジャーリーグでプレーしたいという思いはあるけど、まずは目の前のシーズンをプレーすることが大切だと思う」と今季に集中する意向を示した。

　ＳＮＳでは、ロッテファンから「お姿をみられて本当に安心しました」「よっしゃがんばれ朗希！」「朗希くんの言葉に涙出てきました」など、、右腕の残留に安堵（あんど）する声が集まった。

　また、この日の会見前には、松本尚樹球団本部長が「一部報道で球団に対してわがままを言っているとかゴネてるとか出ていたが、全くそういうことはない。そこだけご理解いただきたい」と経緯を説明。「こちらにも落ち度があった」と強調するなどした。これに対してＳＮＳでは、「ロッテ球団、立派です」「フロントが大人の対応」「松本さん、素晴らしい対応力」「スターへの道を進ませるための提案」などと、球団の対応にも関心が集まった。