来日せず音信不通…昨季外国人に泣いた立浪竜に、高木豊氏が「当たったらデカい」と期待する新助っ人とは?
野球評論家の高木豊氏が27日、自身のYouTubeチャンネルを更新。巨人と中日の新外国人について分析した。
特に高木氏が「嫌いじゃない」と話したのが、中日のアレックス・ディカーソン外野手。メジャー通算40本塁打で「スイングにクセがない。インサイドもさばける。そこそこ打つだろうし大崩れしない」と評価。「ここ一番で中田翔が敬遠された時にその後ろにいてくれたらいいなという選手」と安定感に期待した。
昨季は外国人の問題に悩まされた立浪竜。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表として出場したジャリエル・ロドリゲス投手が、開幕2日前に予定されていた航空便で来日せず、その後、球団と音信不通状態になった。
外国人枠だけでなく、選手の起用方法そのものに大きな影響が出ただけに、高木氏は首脳陣がディカーソンに「フル(シーズン)で期待しているだろう」と推測。コミュニケーションの向上へ「外国人向けのミーティングをやってあげれば、考え方もしっかり決まって(狙い球を)待てると思う」と提案し、「(新外国人が)当たったらデカい。3点取れれば60勝するくらいの投手力は持っている」と戦力を分析。2年連続最下位からの脱出へ、新助っ人が鍵を握る可能性を示唆した。