立浪竜の三塁手争いは、3球団が競合した高卒ドラ1位2人 中日OB「すごい選手が入ってきたと思った」
野球評論家の田尾安志氏が27日、自身のYouTubeチャンネル「TAO CHANNEL」を更新。中日の大西崇之・外野守備走塁コーチをゲストに迎えて、2年連続最下位からの脱出を目指す立浪竜の今季について語った。
今季の三塁手争いについて大西コーチは、高橋周平、石川昂弥の争いになると予想した。田尾氏は、2012年度ドラフト1位の高橋周について「すごい選手が入ってきたと思った」と期待したというが「一度も僕が期待する結果を残せていない」と、もどかしく思っているという。大西コーチは「守備は柔らかくて抜群。あとは打撃の部分」と課題を挙げた。
石川昂は2020年度ドラフト1位で、高橋、石川とも高卒時に3球団が競合の末に獲得した“金の卵”。田尾氏は「立浪監督は就任時に、打者は任せてくれという気持ちが強くあったはず」と想像し、「そこがうまくいかなかったことが(現在の)結果につながっているのかも」と推測。大西コーチは「反省しないといけないこともあると、監督も僕らに言われている。僕らも反省していかないと」と奮起していた。