ソフトバンク 山川が自主トレを公開「苦労するかなと思いますが」「何とか食らいついていきたい」調整は順調を強調
FA権を行使して西武からソフトバンクに移籍した山川穂高内野手(32)が27日、福岡県筑後市のファーム球団施設を訪れて自主トレを公開した。
午後1時50分に屋内練習場に姿を見せると、同じ沖縄出身の嶺井博希捕手、リチャード内野手とともにストレッチを開始。リラックスした表情を浮かべ、その後はランニング、キャッチボール、ノック、ティー打撃、フリー打撃と練習メニューをこなし、2時間近く汗を流した。
練習後には大勢の報道陣に囲まれて取材に応じた。以下、主な一問一答。
-ここまでの自主トレの手応えは?
「例年とちょっと違う流れの自主トレになっている。暖かいところで出来なかったので、例年に比べるとちょっとだけ汗をかく量が減ったかなと思いますけど、量的にも、質的にもしっかりできたかなと思ってます」
-新たなチームで迎えるシーズンになる。
「最初は慣れるのに少し時間がかかりますし、苦労するかなと思いますが、自分のできることは決まってますのでそこをしっかりやっていって、毎日一つ一つのことを一生懸命やろうかなと思ってます」
-筑後の施設は?
「(西武時代に)一度来たことがあります。ただ結構前なので、練習で使いましたけどあんまり覚えてない。プレーしやすく、野球が上手になる環境が整ってると思います。でも、ここはファームの施設なので、あんまり来ないように頑張りたいなと思います」
-嶺井、リチャードと一緒に練習した。
「嶺井は昔から仲良くしてますし、リチャードも自主トレをずっと一緒にやってましたので、そういう人がいるとコミュニケーションも取りやすい。すごく心強いです」
-これまではどこで自主トレを?
「いつもは後輩たちと沖縄とか行っていましたが、今回は空いてる球場が栃木の方にあったのでそこで。あとは東京の社会人チームのグラウンドをお借りしてやってました。いろんなところを転々としていました」
-キャンプはA組スタート。
「体の状態はいいと思うんですけど、ソフトバンクでのキャンプは今までと違う流れになると思う。体の張りだったり、ランニングだったり、バッティングの量も含めて、自分のペースではいかないと思ってます。でもそれは覚悟してるので、何とか食らいついていきたいなと思ってます」