日本ハム・黒木が由伸流友だち作り「僕から話しかけないと」吉田輝星とのトレードで移籍 古巣オリ勢から「友だちできるといいね」
吉田輝星投手とのトレードで日本ハムに移籍した黒木優太投手(29)が27日、千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で自主トレした。初めて鎌ケ谷のブルペンに入り30球の投球練習。現時点で順調な仕上がりで「もうちょっと詰めるところ詰めてキャンプで、実戦でどれだけ結果を残せるかっていうところですかね」と話した。
25日には大阪に出向き、山本由伸投手(25)、近藤大亮投手(32)とともにオリックスの選手たちから盛大な送別会に出席。「友だちできるといいね」と送り出されたことを明かした。
現在の心境は「環境も違いますし、知っている人もそんなにいないですし、なんで、やっぱりルーキーのときみたいな感じですね」と言う。まだ新しいチームメートとは挨拶程度。それだけに、まずは“友だち作り”が最初の作業になる。
参考にするのは同期で年下の山本由伸の姿勢。「心配りができる」と評し、「新しく加入してきた選手が1人で寂しくしてたら、声かけてあげたり、キャッチボール相手いなそうに探していたら、キャッチボールしてあげるとか、寄り添ってあげるとか」と言う。
日本ハムは黒木より年下の多い構成。「やっぱり僕から話しかけないといけないですよね。下からだと気をつかうんで」と“由伸流”心配りで積極的に話しかけて、まずは友だち作り。環境になじんで先発の座を狙う。