楽天・荘司 憧れのドライブラインで充実の日々 渡米理由は「飛行機が格安で行けた」
楽天・荘司康誠投手が27日、本拠地で自主トレを公開。今月に約1週間、アメリカ・シアトルのドライブラインで行っていたトレーニングに充実感を漂わせた。
「最先端の野球が知りたくて、ずっと行きたかった」と興味のあったドライブライン。渡米を決意させたのは「ちょうど飛行機が格安で行けるってなって、行くしかない」と理由を明かした。
海を越えたシアトルの地はマイナス8度にもなる極寒。観光はほとんどせず、屋内施設で野球漬けの日々を送った。トレーニング方法を学び、センサーをつけての投球練習で自身の動作を解析。「パフォーマンスの高い選手たちがどんなことをやってるのかも肌で感じることができた。自分の現在地を把握して、目指すべきもの具体的にわかった」と納得の時間を過ごせた。
ルーキーイヤーの昨季は5勝をマーク。今季からエースの則本がクローザーに挑戦することもあり、先発の柱として期待もかかる。「求められる役割も変わってきてるので、それ以上の結果を残したい。自分の力で(開幕投手やエースの座を)たぐり寄せたい」と力を込めた。