DeNA・東 今永抜け「ベイスターズのエースになれるように」球団初の左腕の最優秀防御率獲得も誓う
DeNA・東克樹投手(28)が28日、神奈川・横須賀市内で自主トレを公開した。
この日は、キャッチボールなどを行ったほか、ブルペンで捕手を座らせ投球練習。スライダーなども交えながら31球を投じ「状態はかなりいい」と汗をぬぐった。
昨季16勝(3敗)を挙げ最多勝と最高勝率の2冠を獲得。今オフには三浦大輔監督(50)が開幕投手の最有力と明言している。他球団の徹底対策も予想されるが、「しっかりと打者の反応を見る力というか、何かを感じ、データ上にないもの、何かを感じ取る力っていうのも必要になってくるのかなと思うので、センサーを敏感にしながらやっていきたい」と話した。
新球への取り組みについて「ないです、今のところは」と東。「ある球種の精度をどんどん高めていく。昨年、もったいない1球が何試合もあったので、そういった大事なところの精度、そういったところを意識して、これからも投げ込みをしていきたい」と現有の持ち球をブラッシュアップしていく。
今季の目標のひとつに、最優秀防御率のタイトル奪取を掲げている。球団では05年の三浦(現監督)以来となり、左腕での獲得となれば球団初の快挙となるが、「チームの歴史に名を刻めるようにやっていきたいと常に思っています」と力を込める。米大カブスに移籍する今永昇太投手(30)と送別会をかねて食事をしたことも明かした東は、投手陣の大黒柱が抜ける今季、「ベイスターズのエースになれるように、成績を何年も出し続けないといけないなっていうのが僕の中では今すごく強くある」と強い責任感を口にした。