ヤクルトドラ1・西舘&ドラ2・松本健のそれぞれ過ごした1月 ノースロー続く西舘は2月中旬の復帰願望語る

 新人合同自主トレを打ち上げたドラフト1位・西舘(左)、ドラフト3位・石原(右)
 新人合同自主トレを打ち上げたドラフト1位・西舘
 新人合同自主トレを打ち上げたドラフト2位・松本健
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 ヤクルトが28日、約3週間の新人合同自主トレを打ち上げた。

 新人で唯一の1軍キャンプ参戦が決定しているドラフト2位・松本健吾投手=トヨタ自動車=は、「同期と約1カ月くらい練習期間があって、今年からプロ野球選手っていうことで練習もそうですけれど、いろいろ研修や講習も受けさせてもらって、プロ野球選手である前にいち社会人として、僕自身社会人出身ではありますけれど、そういった野球する以外のこと、私生活だったり、社会人としての自覚だったり、そういったことも勉強させてもらいました」と充実した練習の日々を振り返った。

 2月1日から始まる1軍キャンプに向けては、持ち味の「制球力」を武器に、「一発勝負の世界でやらせてもらっていたので、そういうここ一番の勝負強さ、実戦での力というのは自分らしく発揮していきたい」と意気込み。中旬からは実戦も入ってくるが、「いろんなバッターがいると思うので、そのプロのバッターに対して今まで自分のやってきたことや自分の実力がどうなのか。最終的にはシーズンで結果を出すことが大事だと思うので、新人なので結果も大事なんですけれど、あまり結果にとらわれすぎずにいろいろ試していけたらなと思います」と足元を見つめた。

 また上半身のコンディション不良でノースローが続いているドラフト1位・西舘昂汰投手=専大=は、2軍キャンプからのはい上がりを決意。「本当にすごく野球がやりたくて、みんなキャッチボールをしている間にトレーニングをしていて、キャッチボールをしている姿を見ると、すごくうずうずしますし、野球選手として、野球が職業にも関わらず野球ができていないということは、まだスタートラインにも立てていないと思うので。今は本当に野球がしたいという思いが人一倍強いです」と話した。

 今後は球団トレーナーらと相談しながらプランを決めていく方針。西舘は「二月の中旬くらいにはキャッチボール始めたいなと、勝手に僕は思っているので、それはどうなるかわからないですけど、キャンプ内には絶対にキャッチボールはやりたいなと思いますね」と復帰に意欲を見せた。

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