巨人の宮崎合同自主トレが始まった２８日、岡本和真内野手（２７）がド派手なファッションで注目を集めた。黄色と黒がちりばめられたデザイン。見守った報道陣も「ヒョウ柄か？」「いや、トラ柄かも」とざわついた。

　「派手めでしたね」。岡本和も照れくさそうに振り返ったこのデザインは、昨年から巨人とパートナーシップ契約を結んだナイキ社の「べっ甲柄」という。同社のスタッフが準備をしてくれたウエアを「今日はこれで行くって昨日の夜に決めたので、着てきました」。ユニホームを着ない自主トレ期間中は各自が思い思いのウエアで練習する中、主将は異彩を放つルックスでスタートした。

　チームメートも続々と反応。「大阪のおばちゃんみたいやなって言われました。みんなファッション分かってないな。冗談ですけど」と笑った。　ティー打撃などで汗をかき「しっかり振れた」と満足そうに振り返った。引き揚げる際には「明日は何を着てくるでしょう～」とニッコリ。紫外線対策で移動時のサングラス着用も始めた岡本和。豪快な柵越えに加え、今年は装いからも目が離せない。