オリックスは２８日、グランフロント大阪で「ファンミーティング」を行い、宮城、山下、紅林、野口の４選手が参加。質問コーナーで「日本シリーズで対戦したい相手」を問われると、全員が「阪神」と即答し、今季のリベンジを約束した。

　真っ先に発言したのは紅林で「阪神に負けたので、リベンジしたいです」と力強く決意。昨年のの日本シリーズでは打率・４００と好成績を残したが、チームが負けては意味がない。再戦できれば再び打ちまくって勝利に導くつもりだ。

　３勝３敗で迎えた日本シリーズ第７戦で先発し、４回２／３を投げ５安打５失点で敗戦投手となった宮城も同じ思い。「僕が一番、阪神を倒したいと思っている」と穏やかな口調の中に、リベンジへの決意をにじませた。

　ノイジーに浴びた３ランが痛かったが、「その前にも伏線があったので」と悔しげな左腕。日本シリーズで阪神と再戦となれば、「考えて投球をしたい」とクレバーな投球を誓う。打倒・阪神をイメージして向かう２０２４年。同じ轍（てつ）は踏まない。