ＤｅＮＡ・東克樹投手（２８）が２８日、神奈川県横須賀市内で自主トレを公開した。昨季１６勝（３敗）を挙げ最多勝と最高勝率を獲得した左腕は、今季の目標に最優秀防御率のタイトル奪取を掲げる。実現すれば球団では０５年の三浦（現監督）以来１９年ぶり、球団の歴代左腕では初の快挙となり「チームの歴史に名を刻めるようにやっていきたい」と力を込めた。

　投手陣の柱だった今永が米大リーグ・カブスに移籍することで、改めて自覚が芽生えている。今永と送別会を兼ねて食事をしたことを明かし「ベイスターズのエースになれるように、成績を何年も出し続けないといけないっていうのが僕の中で今、すごく強くある」と責任感を口にした。

　ブルペンでは捕手を座らせ投球練習。スライダーなども交え３１球を投じ「状態はかなりいい」と手応えをにじませていた。