ヤクルト・高津監督 地獄RUN宣言!“ノーモア負傷離脱”へ ベテランも例外なし
ヤクルトの高津臣吾監督(55)が28日、春季キャンプで地獄のRUNノルマを指令した。ベテランも例外なしの走り込みで“ノーモア負傷離脱”へ。「同じ失敗を繰り返したくない」。チーム全員で覇権奪還を目指す。
18日の1、2軍合同スタッフ会議。指揮官は「走る量は増やしてくれ」とただ一つ、要望を出した。昨春キャンプ中は塩見が下半身の張りで離脱し、シーズンを含めて計3度のケガに泣いた。主将・山田も2度離脱。奥川は昨季1軍登板がなく、最近2年間で登板1試合と、離脱者続出で5位に低迷した。
高津監督は現実を受け止めて、変化していく考えを示した。「何かしたからケガが減るかというと、すぐに答えは出ない。ただ、昨年はなかなかみんながそろわなかったし、それを繰り返してしまったのも間違いない」。目に見えて分かるほどの走り込み増を予告。頂点まで完走するために、指揮官が鬼になる。