ジャイアンツ球場で照明器具の落下事故 頭部直撃の作業員が意識不明に 全面LED化も「安全が確認できるまで全面的中止」

 プロ野球の巨人が練習場として使用する神奈川県川崎市の「ジャイアンツ球場」で29日、照明器具の部品が落下し、男性作業員の頭に当たる事故が発生した。男性作業員は意識不明の状態だという。

 同球場では今月初旬から新人合同自主トレも行われていたが、26日に打ち上げ。1軍の主力メンバーも合同自主トレを行うため宮崎入りしており、この日はファームの一部選手らが練習していた。

 ジャイアンツ球場はシーズン中、2軍の本拠地として使用される。

 球団は同日、以下のコメントを発表した。

 「本日の事故は、球場の照明を全面LED化するため、現在の照明の部品の一部を取り外す作業中に発生しました。工事を発注した球団として、今回の事故を重く受け止め、作業の安全が確認できるまで工事を全面的に中止いたします。事故に遭われた作業員の方の一刻も早いご回復をお祈りいたします」

 また、公式ホームページで「30日は、ジャイアンツ球場のスタンド一般開放を中止いたします」と告知した。

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