高木豊氏が提案 ヤクルト2人のビッグネームの配置転換案とは? 「将来的なことや、より生かすこと考えると」
野球評論家の高木豊氏が29日、自身のYouTubeチャンネルを更新。各球団のコンバートについて言及した。
昨季は阪神・中野の遊撃から二塁へのコンバートが成功した。高木氏は今季のヤクルトについて、村上を三塁から左翼へ、山田を二塁から三塁へと提案。村上は「メジャー(挑戦)や走力を考えると、三塁より外野」だとし、守備の負担から「三塁で三冠王を取れる人はなかなかいないが、(左翼なら)三冠王をまた取れるかも」と予想。また、「ちょうど左翼もあいている、はまる」「メジャーでは(内野より)成功例は外野手が多い」と話した。
山田についても、二塁から三塁へコンバートすることで「打撃が上がる可能性がある。より生かすことができる」とし「武岡など二塁に若い選手を使うこともできる。チームが落ち着くんじゃないか」と底上げにもつながる可能性に言及。2人のビッグネームの配置転換は「村上の将来的なことや、山田をより生かすことを考えると面白い」と意図を説明した。
二塁から三塁へのコンバートは高木氏自身も経験している。送球の角度などの課題も、山田については「まだ若いから(対応でき)いいサードになると思う。(三塁手としての)肩もある」と、太鼓判を押していた。