江川卓氏が現役時代に阪神・岡田監督を封じた秘策とは? 大学時代の初対戦が鍵だった

 プロ野球評論家の江川卓氏が27日、自身のユーチューブを更新。阪神・岡田彰布監督との大学時代、プロでの対戦を振り返った。

 初対戦は、江川氏が法大3年、岡田監督が早大1年の秋のリーグ戦。ともに6勝1敗と優勝がかかった第1戦で、先発の江川氏は、7番を打つ岡田監督に二塁打2本を含む3打数3安打と打ち込まれたという。

 岡田監督は第2戦で打順が5番に昇格。「打順によってボールが変わる」という江川氏はギアを上げ、この試合は1安打。3連投となった第3戦は無安打に抑えきった。

 岡田監督を「すごい打者だと思った」という江川氏は、初対決で「インコース低めの強い球をうまく打たれた印象がある」と振り返った。そのため「プロに入ってからもストライクゾーンを(ボール)2、3個上げた」と告白。「インローはとにかく強かった」という岡田監督への秘策が、最終的に2人の対戦打率・199につながった。

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