ＤｅＮＡ・佐野恵太外野手（２９）が３０日、沖縄・宜野湾市内で、宮崎敏郎内野手（３５）とともに自主トレを公開した。

　キャッチボール、ダッシュなど軽めのメニューで調整。２０２０年に首位打者を獲得するなど実績十分の佐野だが、打率・２６４に甘んじた昨季を振り返り「まわりの人が見たときにレギュラーと言える数字じゃない。まずポジションがという問題も出てくると思いますけど、レギュラーというものを貪欲に獲りにいきたいと思ってます」と意気込んだ。

　三浦監督はオースティンを一塁起用する構想を持っているとされ、佐野は外野用グラブでキャッチボール。ドラフト１位・度会の加入もあり、外野の定位置争いもし烈になるが「間違いなく野手の層が厚くなっていると思う」と力を込めた。

　今季から、これまでのクローズドスタンスからスクエアに変え進化を図る。「３割２０発は最低ライン」と自らに言い聞かせた。