日本ハムOB、清宮幸太郎の故障1軍離脱 選手会役員として「責任感がないと言われてしまう」「痛手をチャンスに」
元日本ハムの岩本勉氏が30日、自身のユーチューブを更新。この日、日本ハム・清宮幸太郎内野手が左足関節捻挫(ねんざ)と診断され、試合復帰まで約5週間の見通しと発表されたことについて言及した。
清宮は先乗り自主トレで沖縄入りしていたが、29日の練習で負傷した。今キャンプでは1軍スタートが発表されていたが、2月1日からは国頭2軍キャンプに合流し、リハビリを行う予定となった。
清宮を「幸ちゃん」と呼ぶ岩本氏は「人がいいだけに、ロックオンしていた」と推しており、離脱に「残念や~」と絶叫。「キャンプ前の体調不良やけがは幾度目か。周囲からは、緊張感がないとか責任感がないとか言われてしまうだろう」と厳しい見方を示し、「選手会の役員にもなって、僕を含めて周囲はガンガン引っ張ってくれる存在であると期待していた」と歯ぎしりした。
清宮の離脱は「彼個人もチームにも大きな痛手」という岩本氏だが、だからこそ「大きな痛手を大きなチャンスに変える」とも。清宮には「鏡の前で理想的なフォームを反復するなどもできる」と土台づくりに専心することもすすめ、「けがしたところが、より強くなりましたと言えるようにしよう」とエールを送った。
また、チームにも「左のスラッガーはたくさんいる。左だけじゃなく右打者も。青写真に描かれている中での(選手の)長期離脱は(控えにとって)大きなチャンスに変わっていると思ってほしい」とハッパ。「チームにとっていいケミストリーを起こしてほしい」と祈っていた。