日本ハム新外国人レイエス 安心してください、痩せてますよ! 新庄監督“太ってる疑惑”に→16キロ減

 2月1日のキャンプインに向け、各チームが30日、続々とキャンプ地に入った。球団史上最多の外国人8人体制で臨む日本ハムは名護入り。新外国人選手のフランミル・レイエス外野手(28)、アニュラス・ザバラ投手(27)、アンドリュー・スティーブンソン外野手(29)、パトリック・マーフィー投手(28)の4人が入団会見を行った。メジャー108発を誇るレイエスは「力強い打力を見てもらいたい」と自信満々に話した。

 主砲候補は自信満々だった。「まず力強い打力を見てもらいたい。たくさん長打を打つのが自分の魅力。バットコントロールにも自信があり、強い力と素晴らしいミートで勝利に貢献したい」。レイエスは豪語した。

 昨季はロイヤルズで出場19試合、2本塁打にとどまった。だが、母国ドミニカでのウインターリーグでは9本塁打、34打点の2冠、打率も・296と好成績を残した。

 新庄監督はその印象を「守れないと思う。なんか太ったって。DHのみでしょ。ダメだったら2軍でしょ」と話していたが、この日はそんな言葉を一掃。「昨シーズンの過ごし方が、今に生きている。35ポンド(約16キロ)痩せることができた。絞れたことが、今のコンディションの要因の1つ」。マイナーを転々としながら体調管理に努めた昨季。136キロから120キロに落とし、復活を遂げたのだった。

 陽気なドミニカン。会見ではとにかくしゃべる。来日して「ついに本物の寿司が食べられる」と目を輝かせた。「サンディエゴにいた時(18、19年)に毎週火曜日は“日本食の日”と決めていたんだ」とチームメートと日本食をたしなんできたという。

 会見で並んだザバラと、同じ形のヒゲを蓄える。これには「ウインターリーグで同じチームだったときにザバラにパクられた」。さらにザバラにウルトラセブンの様な髪形の質問が飛ぶと「これはニワトリ・ヘッド!」と横から口を挟む。何度も笑いを誘ってみせた。

 「150%の力を出して絶対このチームに貢献します」。頼もしいパワーヒッターは、その明るさでもチームを盛り上げる。「新しい呼び名が欲しいね」とニックネームも絶賛募集中だ。

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