巨人・阿部監督 臨時コーチの松井秀喜氏に「日本の今の野球界、打撃を一刀両断してもらう」

 玉串を奉納する阿部監督
 破魔矢を持ち、笑顔でガッツポーズの阿部監督(撮影・西岡正)
 全体ミーティングで話す阿部監督
3枚

 巨人のコーチ、スタッフらが31日、羽田空港から春季キャンプ地の宮崎に入りし、阿部慎之助監督(44)ら全員で宮崎神宮を参拝した。

 大雨の宮崎を「うれし涙」とし、秋のリーグ優勝&日本一奪回を誓った指揮官。臨時コーチを要請した球団OBで、ヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(49)を大歓迎した。

 「日本の今の野球界だったり、バッティングのことだったりというのを、一刀両断してもらおうかなと」

 2001、02年シーズンでプレーを共にした間柄。監督就任時に松井氏は「まとめる力、捕手として全体を見る力もあった。指導者としての適性を感じていた」と太鼓判を押すなど、一目を置く存在でもあった。臨時コーチとしての指導は、来月10日から13日の日程。11日には県内の小学生を対象にした野球教室も予定されている。

 18年には岡本に体重移動する際に右足の使い方など、熱心な指導と卓越した打撃論で同年に3割、30本塁打、100打点を記録。以降6年連続30本塁打の礎を築いた。日米通算507本塁打の極意は球団の宝。今回は丸、長野ら復活を期すベテラン組の助言や、背番号55の後継者・秋広ら有望株の育成も期待される。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス