ソフトバンク・山川穂高が決意のキャンプイン 「気が引き締まる」「自分のやるべきことをやることがチームのためになると信じてます」
西武からソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手(32)が31日、チームとともに空路でキャンプ地の宮崎入りした。取材に応じた大砲は「しっかり頑張っていこうと思ってます。気が引き締まるというところです」と言葉に強い決意を込めた。
宮崎空港ではセレモニーで歓迎を受けたが、神妙な表情を浮かべた。新しい同僚と一緒に宮崎に到着し、気持ちの高ぶりはあるだろう。自身に課せられた任務を果たす責任がある-。昨年は女性問題の不祥事を起こし、17試合の出場にとどまった。昨年5月に強制性交の疑いで書類送検され、8月に嫌疑不十分で不起訴処分となっていた。
ホームラン打者として本来のパフォーマンスを最大限発揮したいところだ。それがFA戦士に求められている使命だろう。山川は「基本的に自分のやるべきことをやることが一番チームのためになると信じてます」と力強く語った。ただ晴れやかな表情も、笑顔もない。決意を込めて新天地で臨むだけだ。