“江川を引退させた男”小早川毅彦氏 サヨナラ本塁打の喜びかき消した衝撃の通告とは?

 小早川毅彦氏
 9回、小早川毅彦に右翼スタンドへサヨナラ本塁打を打たれマウンド上でがっくり、涙を流した江川卓(1987年11月撮影)
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 元南海、阪神で活躍した野球評論家の江本孟紀氏が1月31日、自身のYouTubeチャンネルを更新。元広島で野球評論家の小早川毅彦氏をゲストに迎え、球界談義に花を咲かせた。

 小早川氏の球歴の中で有名なのが、巨人のエースだった江川卓氏に引退を決意させたサヨナラ本塁打だ。1987年9月20日に小早川氏にサヨナラを含む2打席連続本塁打を許したことがきっかけで、江川氏は同年限りでの引退を決断した。

 また、この試合は、首位巨人を7ゲーム差で追っていた広島にとっても、ギリギリ優勝戦線に可能性を残した勝利だった。「(自分が)打って残った」と小早川氏もナインと喜びを分かち合ったが、試合後には球団から衝撃の通告があった。

 「衣笠祥雄さんの引退を翌日に発表するという話だった。(突然の話に)『どうする?どうする?』となった」と選手は動揺。レジェンドの引退のショックは大きく「勝った喜びは2、30分だけだった」と苦笑いで振り返っていた。

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