“江川を引退させた男”小早川毅彦氏 サヨナラ本塁打の喜びかき消した衝撃の通告とは?
2枚
元南海、阪神で活躍した野球評論家の江本孟紀氏が1月31日、自身のYouTubeチャンネルを更新。元広島で野球評論家の小早川毅彦氏をゲストに迎え、球界談義に花を咲かせた。
小早川氏の球歴の中で有名なのが、巨人のエースだった江川卓氏に引退を決意させたサヨナラ本塁打だ。1987年9月20日に小早川氏にサヨナラを含む2打席連続本塁打を許したことがきっかけで、江川氏は同年限りでの引退を決断した。
また、この試合は、首位巨人を7ゲーム差で追っていた広島にとっても、ギリギリ優勝戦線に可能性を残した勝利だった。「(自分が)打って残った」と小早川氏もナインと喜びを分かち合ったが、試合後には球団から衝撃の通告があった。
「衣笠祥雄さんの引退を翌日に発表するという話だった。(突然の話に)『どうする?どうする?』となった」と選手は動揺。レジェンドの引退のショックは大きく「勝った喜びは2、30分だけだった」と苦笑いで振り返っていた。