中日“大人の中田”は丁寧に打つ “翔タイム”初日はノーアーチ
「中日春季キャンプ」(1日、北谷)
中日の中田翔内野手(34)が移籍後初の屋外フリー打撃を行った。39スイングで柵越えは0本。逆方向への安打性の打球も多く、丁寧なスイングで捉え続けた。「僕がルーキーだったらブンブン振って飛ばして『場外何発』という記事を書きたいだろうけど、もう中田翔も大人なので」。ちゃめっ気たっぷりの笑顔をみせた。
背番号6が打席に向かうだけで拍手が起きた。ファンの期待を一身に背負っての“翔タイム”は、まさかのノーアーチ。明確な理由があった。
「状態を上げるのには何日もかかるけど、崩れるのは一日かからない。そういう怖さを知っているのでね。キャンプもシーズンも練習はずっとこんな感じで打ちます」
アップやベースランニングなどの基礎練習に時間を割く中日流にも取り組んだ。「バテバテでしたけど今までの自分、日本ハム時代なら途中でやめていると思う。そこはまた大人な中田翔ということで最後までやり切りました。今年のテーマは大人になること。いろんな意味でね」。約10分間の取材で「大人」というワードを10回も使った。プロ17年目。4月で35歳になる“大人の中田”がチームを勝利に導く。
