朗希弟の中大・佐々木怜希が兄から譲り受けたグラブで初練習 大学は投手一本で勝負、憧れは「山本由伸さん」

 中大に今春入部予定の佐々木怜希
 兄・朗希から譲り受けたグラブでキャッチボールする佐々木怜希
 兄・朗希から譲り受けたグラブでキャッチボールする佐々木怜希
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 東都大学野球リーグの中大にスポーツ推薦入試で合格した佐々木怜希投手(岩手・大船渡)が2日、同大学グラウンドで初練習を行った。

 兄はロッテ・佐々木朗希。中大合格時には「おめでとう」と言葉をかけられたという。兄から譲り受け、昨夏の試合でも使用した黒いグラブを手に前日1日に入寮したばかり。「レベルの高さを感じています」と初々しい表情で初練習を振り返った。

 高校では遊撃手としてもプレーし、2年秋にチーム事情から投手転向。昨夏の岩手大会3回戦では盛岡戦に先発するも、2回2/3を3失点(自責1)で降板して敗れ、4年ぶりの8強入りを逃した。高校で野球を終えるつもりだったというが、「悔しい結果で終わってしまって、大学でもやりたいと思った」と決意。「ピッチャーで野球の楽しさを改めて分かったので。大学で野球をやると決めた時はピッチャーでしかやりたくないと思った」と大学では投手一本で勝負する。

 兄と同じポジションという点については「プレッシャーはあるんですけど、レベルが全然違うので、そんなに大きくは感じてないです」とうなずく。憧れの投手には「体格が近いので」とオリックスから米大リーグ・ドジャースに移籍した山本由伸を挙げた。

 「まずは環境に慣れて、体もしっかり作って、秋のリーグ戦に出られるように頑張りたいと思います」。じっくりと、大きく成長していく。

 ◆佐々木 怜希(ささき・れいき)2005年4月25日生まれ、18歳。岩手県陸前高田市出身。178センチ、72キロ。右投げ右打ち。投手。小3から猪川野球クラブで野球を始め、大船渡一中では軟式野球部に所属。大船渡では、1年秋からベンチ入り。50メートル走6秒2、遠投100メートル。高校通算3本塁打。最速143キロ。兄はロッテ・佐々木朗希。

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