ソフトバンク 山川が初の屋外フリーで圧巻の4連発 ド迫力のパワーにスタンドは騒然 小久保監督と王会長が見守る
「ソフトバンク春季キャンプ」(3日、宮崎)
FAで西武からソフトバンクへ移籍した山川穂高内野手が、キャンプで初めて屋外のフリー打撃を行った。小久保監督と王会長が見守る中でのド迫力のパワーに、スタンドのファンは騒然となった。
左腕の打撃投手相手では軽めに打ち、21スイングで柵越えなし。相手が右投手に変わると本領を発揮した。1スイング目にいきなり左翼に“一発”を放つとアーチショーがスタートした。4連発を含む25スイングで13本の柵越え。左翼の場外に消える“アーチ”もあった。合計46スイングで、すさまじい破壊力を披露した。
ファンは柵越えのたびに「お~」と驚き、拍手を送る。驚異のパワーに、スタンドがどよめきとため息に包まれる独特の雰囲気となった。最後は左翼芝生席への柵越えで、スタンドは大きな拍手に包まれた。山川はスタンドにヘルメットを掲げてあいさつした。
不祥事で昨季の出場は、わずか17試合に終わっていた。2日には「試合をしっかりして、しっかり結果を出して選手、監督、スタッフ、(チームの)全員の人、ファンも含めて認めてもらう」と語っていた。