日本ハム・新庄監督が初の紅白戦で珍注文 初回打者2人でスピードガン消したワケ「5キロ増しになってた」「バッターって必要なんですよ」
「日本ハム紅白戦、白組0-2紅組」(3日、タピックスタジアム名護)
新庄監督が初の紅白戦で、スピードガン表示に注文をつけた。
3日目にして実戦練習を行い、アピール合戦の場を設けた。だが、初回、金村が152キロを計測すると、打者3人目から表示なしに。新庄監督は「スピードガンが5キロ増しになってたから、消したんです。去年から直してと言っているのに」と不満げに切り出した。
スピードガンは球場によって数値にズレがあるが、新庄監督は正確性を求める理由も説明。「バッターって必要なんですよ。パッと見送って、ガンと相談しながら打席でやるから。明日から速攻で修理してもらう。ピッチャーも確認したいだろうし。そういうところちゃんとしてもらわないと嫌なんです」ときっぱり言い切った。実測値では生田目が152キロ、石川が147キロを計測した。
打線では本塁打を放った3年目の有薗を評価。「今日の有薗くんなんていいじゃん。ファースト守らせて。次外野って。幅を広げていける。きょうは2本。あしたからオープン戦が続いて、この調子が続けばパーンとレギュラーになるかもしれない」とうなずいた。