巨人・秋広優人「発言には気をつけます(笑)」阿部監督の地獄ティーに悶絶「数数えられない」見られていた
「巨人春季キャンプ」(3日、宮崎)
巨人・秋広優人内野手が、阿部慎之助監督からマンツーマン指導を受けた。午後の打撃練習で、2軍監督時代や、昨秋のキャンプでも恒例となった“地獄のティー打撃”。「限界どころじゃない。限界突破です。いずれはくるだろうなと思っていました」と覚悟はしていたようだが、あまりのキツさに終了後は倒れ込んで絶叫した。
阿部監督は秋広に、足を限界まで広げるように指示。地面ギリギリのボールを足を使って打たせ、バットを振り切った後のフィニッシュでは、体勢をさらにヒザを低くして静止。足がプルプルとするのを懸命にこらえた。カウントダウンが始まったが、「5秒前…10!!」と数字が増えたかと思えば、「2、2、2…」が延々と続く。体勢を低く制止した状態の秋広は「な、なんで!!」と悲鳴をあげた。
1月にフジテレビ系「ジャンクスポーツ」で取り上げられたトレーニング。その際、秋広が苦悶の表情を浮かべる様子が映像で紹介され、阿部監督に「数を数えられない」とポツリ。浜田雅功から「はい、告訴されろ」と厳しいツッコミを受けていた。
この日も似た状況だったが、秋広は「ノーコメントで(笑)。見られてたみたいなんで、特に何も言えないです」とタジタジ。放送を見た阿部監督から「『数えられないと言われたからな』と言われました」と明かし、「発言には気をつけます」と続け、笑いを誘った。
今季、主軸として活躍が期待される若き大砲。指揮官の愛のムチに「監督から直々に指導というか、練習に付き合ってもらえるのは喜ばしいこと。食らいついていきたいなと思います」と気を引き締め、レギュラー奪取に「外野手は当然、熾烈な争いになってくると思うので、本当に1日、1日、1球、1球、無駄にしては試合に出られないと。1日、1日、1球、1球を大事に練習していきたい」と前を向いた。