ロッテ・二保 チームで1番3日間で322球 阪神戦力外から育成入団「(背番)3桁で終わるのは嫌」

 「ロッテ春季キャンプ」(3日、石垣島)

 阪神を戦力外となり、ロッテに育成として入団した二保旭投手(33)が、キャンプ初日から3日連続でブルペン入りした。この日は変化球を交えて69球を投じ、3日間のトータルは322球とチームで1番だ。

 3日連続でブルペン入りしたのは二保だけ。現在は6~7割の出力で、納得いくまで投げこんでいるといい「傾斜とフォームの確認で入っている。投げていった方が感覚は出てきている」。徐々に球数を増やす投手が多い中、右腕は出力を上げ、球数は減らす方針だ。

 プロ16年目の覚悟も示した。「16年前もホークスに入る時は育成だった。(背番号が)3桁で始まり、3桁で終わるのは嫌だという気持ちがある。一日でも早く支配下になって、戦力になれたら」。33歳での再出発。結果を追い求める。

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