プロ野球キャンプ地が異例の天候 宮崎は4日連続の雨で巨人は室内調整 快晴&30度超えの沖縄で阪神・岡田監督「こんなん初めて」

 プロ野球のキャンプ地が異例の天候となっている。宮崎は4日連続の雨に悩まされる一方、沖縄は快晴で現地の気温は30度を超えるところも。特に巨人はキャンプインから4日連続でほぼ室内メーンの調整を強いられている。

 第1クールは木の花ドームで投手、野手が入り交じっての調整となっている巨人。3日に一部だけメーングラウンドで練習できた際には「やっぱり外でできたのはうれしいですね」と坂本は語っていた。

 だがこの日は早朝から雨が降り注ぎ、再び室内へ。ベテランの長野は「外で野球ができる日を楽しみにしています!」と語り、岡本和は初日に「雨でもね、そんなにいやじゃない」と心境を明かしていたが…。まだ第1クールで実戦的なメニューがないことから影響は大きくないと考えられるが、野手にとっては屋外で打てないことで打球の飛び方などをチェックできないという側面もある。

 対照的に快晴に恵まれているのが沖縄だ。阪神がキャンプを張る宜野座では時折、30度を超える時間もあるほど。岡田監督も「いやー、暑いな。こんなん初めてや」と目を丸くしていた。4日は早朝まで雨が残っていたが、練習開始前にやんだことでグラウンドでほぼフルメニューを消化する形で練習は進んだ。日本ハムも紅白戦の中止を視野に入れていたが、新庄監督が「てるてる坊主300個くらい作る」という願いが通じ、実施されることとなった。

 あまりにも両極端な天候となったプロ野球の2大キャンプ地。特にセの開幕戦でぶつかる阪神と巨人は対照的だ。シーズンに向け、キャンプ序盤の天候がどう影響を及ぼすか、注目だ。

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