日本ハム新助っ人が「161キロ」表示 最速162キロの火の玉ストレート“カリブの球児”ザバラが紅白戦登板

 3回、161キロを計測したザバラ(撮影・佐々木彰尚)
 2回、水谷のソロに喜ぶ新庄監督(撮影・佐々木彰尚)
 ザバラは161キロを計測(撮影・佐々木彰尚)
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 「日本ハム紅白戦、白組-紅組」(4日、タピックスタジアム名護)

 日本ハムの新外国人、アニュラス・ザバラ投手(27)=前タイガース傘下3A=が、紅白戦に出場。紅組の2番手で登板し、3回に球場計測で「161キロ」を表示した。

 母国ドミニカ共和国のウインターリーグで投げていたとはいえ、2月のこの時期に異例の球速。しかも試合前には、新庄監督が「160キロ、いけるやろ」と予言していたのだが、これには理由があった。

 3日の紅白戦中に、同球場のスピードガンは消滅。指揮官は「5キロ増し(の表示)になってたので消したんですよ。去年から直してって言ってんのに」と“マシマシ”になっていたことを説明していた。4日の時点でも修正できていなかったとみられる。試合後には「日本記録は?165?」と確認し「初めての登板で161キロ!2週間後にはどうなるんでしょうか?」と仰々しくコメント。同監督らしく盛り上げていた。

 一方で、最速162キロを誇るザバラのニックネームは「火を投げる」という意味の「ランサ・ジャム」で、藤川球児氏と同じ“火の玉ストレート”が武器。来日初の投球練習となった2日は、最後の1球で156キロを計測した。「最後に投げた球だけ75%くらい力を振り絞って投げた」と話していただけに、160キロ台もそう遠くなさそうだ。

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