「ロッテ春季キャンプ」（４日、石垣島）

　侍ジャパンの井端弘和監督（４８）が、吉見投手コーチらとロッテ春季キャンプの視察に訪れた。ブルペン入りした佐々木朗希投手（２２）の投球を捕手の後ろから見つめ「日本を代表するピッチャーであることは間違いない。また秋（プレミア１２）があるので、オファーを出したい」と話した。

　右腕はこの日、キャンプ２度目のブルペン入りでスライダー１０球、フォーク９球を交えた５２球を投げ込んだ。井端監督は「まだ仕上がってはいないけど、十分いいボールを投げていた。この時期にしては素晴らしい。１人だけ前から投げてるんじゃないかと、なんか近いと感じた。体つきもそうだし、威圧感も出てきた」と絶賛した。

　侍ジャパンは、３月に欧州代表との強化試合、１１月にはプレミア１２が開催される。「昨年のＷＢＣで、準決勝で先発していますし、日本のエース格としての期待しかない」と期待を込めた。