巨人 4日連続の雨で第1クール終了 屋外練習できず阿部監督も“雨らめし”「運動量は断然、減っている」
「巨人春季キャンプ」(4日、宮崎)
第1クールは4日連続雨で、ほぼ室内練習と異例のスタートとなった。
前日の3日は午前中だけ雨が止み、なんとかノック、フリー打撃を行ったが、午後には再び雨が降り始めた。この日も朝から断続的な雨。午後からは曇りになる予報で、メーン球場に移動を予定していたが、結果的に最後まで室内練習で終えた。球団関係者も「これまで記憶にない」と話すなど、異例の事態となった。
第1クールを終えた阿部監督は開口一番、「まずは天気がね…あまりよくなかったってのが残念でしたけど」と話し始めた。それでも「室内でね、できることは全てできたように見えました」と前を向いたが、「運動量は外でやるよりも断然、減っていると思う。外で動いていたら、もっと疲労度は増してくる」と天気同様、心も晴れない。
キャンプ序盤を襲った思わぬ悩み。5日の休養日を挟み、6日から始まる第2クールに向けて指揮官は「まだまだ量も足りないと思う。次のクールはもう少しレベルアップして、量も増やしてやらせます。天気が良くなることを願ってね。休み明けからまた、元気よくグラウンドでやってもらえたら」と晴天を心待ちにした。