「日本ハム紅白戦、白組１－０紅組」（４日、タピックスタジアム名護）

　ローテ入りを争う北山亘基投手（２４）が先発。力強い直球に変化球も制球よく投げ分け、２回をパーフェクト、２奪三振の好投を披露した。

　「今季初登板、実戦だった中でストライク先行で投げれたのが良かったですし、そこを今日はテーマに入ったので、割合的にはまっすぐほとんどだったんですけど、球威もしっかり出ていたと思うので、よかったかなと思います」と振り返った。

　今季からドジャース・山本由伸の様に左足をすり足気味に出す新フォームに取り組む中、まずは上々の結果を披露した。

　「自主トレ先でお世話になってる先生が（山本と）一緒っていうところもあるので。そういう取り組みの内容だったり、トレーニングの内容から似てくる部分はあると思うんですけど」と明かす。「モノマネをしてるわけではなくて、しっかり自分の過程だったり取り組みの中で行き着いた部分なので、まだまだ僕自身、実績も実力もないので山本投手に近づけるようにやっていきたい」と誓った。

　今季は開幕からしばらくは６連戦がなく、当面のローテーションの枠は５。開幕投手の伊藤、加藤貴、山崎の両左腕は確定。復帰したバーヘイゲンもほぼ当確。北山は残り１枠を根本、金村、上原、マーフィーらと争う図式となっている。