現役ドラフトで加入の日本ハム・水谷が決勝ソロ「大竹さんに続けたら」新庄監督はパワー絶賛「力ありますね」

 2回、水谷は右中間にソロを放つ(撮影・佐々木彰尚)
 7回、内野安打を決める水谷(撮影・佐々木彰尚)
 2回、ソロを放った水谷(右)を出迎える新庄監督(撮影・佐々木彰尚)
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 「日本ハム紅白戦、白組1-0紅組」(4日、タピックスタジアム名護)

 現役ドラフトでソフトバンクから加入した水谷瞬外野手(22)が持ち前の長打力でアピールした。白組の5番・右翼で先発出場。二回の第1打席で、紅組先発・鈴木の直球を右中間に運ぶ先制ソロ。新庄監督とハイタッチを交わした。

 「アピールというよりも、自分を知ってもらうのが一番」という挨拶代わりの一発。五回には四球を選んで盗塁を決め、七回には遊撃への内野安打。2打数2安打1打点と存在感を披露した。

 新庄監督は「128キロぐらいの遅めのストレート。きれいな形で打たないと、遅いボールっていうのは飛ばないんっすよ。ちょうど彼が打った時の風を見てたらセンターからファーストに旗が向いてたんですよ。力ありますね」と逆風をモノともせず運ぶパワーを評価した。

 試合後は同級生の万波と並んで特打。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ水谷は「(万波は)野球人としては去年あれだけの数字を出しましたし、追っかけていかないといけない存在でもありながら、同い年でありながら。似たような境遇っていうのもあるので、僕の中で勝手に身近な存在だなっていうのは思っています」と言う。

 ソフトバンクからの現役ドラフトは、昨季は阪神に移籍した大竹がブレーク。「ホークスからだと大竹さんがあれだけの活躍をされているので、2年連続、僕の中では続けたらいいかなと。ある意味、僕の中で大竹さんのあとなので、いろんな意味でプレッシャーになっている部分もあるので、僕が何とか続いて、来年の現役ドラフトの子にプレッシャーをかけられたら良いなと思います」と誓った。

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