ロッテ・佐々木朗希にカージナルス熱視線 大慈彌スカウト「高校からフォーム変わっていない」

 米大リーグ・カージナルスの日本駐在スカウトを務める大慈彌功氏(67)がロッテキャンプの視察に訪れ、キャッチボールなどで調整した佐々木朗希投手(22)に熱視線を送った。

 朝から小雨が降り、時折雨脚が強くなる瞬間もあったが、練習メニューは通常通り敢行された。佐々木は第2球場でウオーミングアップやキャッチボールで調整。その様子を、4日夜に石垣島入りしたという大慈彌氏が眺めた。

 メッツなどでスカウトを歴任してきた同氏が右腕の投球を初めて見たのは、大船渡高2年生だった2018年11月の練習試合。19年の2月にも練習でキャッチボールをする姿を見るため、6時間かけて高校を訪れたという。スマートフォンで撮影した当時の動画と、目の前でキャッチボールする佐々木を見比べながら「高校2年の時から、投球フォームが変わっていない」と実感。一方で下半身ががっしりとしたことを成長の一因に挙げた。

 この日、佐々木は今キャンプ2度目の“即席サイン会”を開いた。1度目は柵越しにファンが詰めかける形となったが、今回はファンが1列に並び、約35分間対応。安全に、丁寧にファンサービスに応じるスターの姿を見せた。早ければ来オフにもメジャーに挑戦する可能性がある右腕。1月27日の契約更改会見では「将来的にメジャーリーグでプレーしたい思いはある」ときっぱりと宣言した。夢に向かって、まずはシーズンを通しての「フル稼働」を達成する。

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