オリックス・山下舜平大“由伸流”食事改革で体作り 先輩右腕参考に特注弁当取り寄せローテ完走目指す
オリックス・山下舜平大投手(21)が5日、今キャンプからネット販売で購入できる弁当の取り寄せを始めたことを明かした。昨年、腰椎分離症を経験したことで「体の中に入れる食事が大事になる」と改めて実感。故障に強い体を作るために、食から意識改革する。
元々は自炊も考えていたそうだが、「買いに行くことが厳しそうだったので」と断念。そこで、ネット注文できる弁当の購入に切り替え、「タンパク質、脂質、炭水化物を自分で計算しながら弁当を食べるようにしています」。キャンプ地やホテルのメニューと並行して食事をとっている。
高タンパクで低脂質の鶏胸肉を食したり、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などあらゆる栄養価を獲得でき、「パーフェクトフード」と言われるはちみつなども食事に欠かさない。「これくらいカロリーをとりたいとかも、その都度決めてやっています」と狙いがある。
昨年まで共にプレーしたドジャース・山本が専属シェフの食事を球場に持参していた姿に刺激を受けてきた山下。特注弁当で力を蓄え、1年間先発ローテで完走する土台を形成する。